6月20日、オセアンバファローズ舞洲で行われたオリックスと中日のウエスタン・リーグ公式戦第15回戦は、完封リレーを決めたオリックスが2対0で勝利。3連戦の最終戦を白星で飾り、カード勝ち越しを決めた。
先制したのはオリックス。4回裏に1死満塁の大チャンスを迎えると、宗佑磨選手の併殺崩れの間に1点を挙げる。さらに2死満塁から根本薫選手が押し出し四球を選んで追加点をもたらし、2点のリードを保ったまま試合を進めていく。
オリックス先発の吉田一将投手は、140km/h台の速球にフォーク、スライダーといった変化球を交えて好投し、中日打線に得点を許さず。6回を投げて無失点と素晴らしい投球内容を見せ、リリーフ陣にマウンドを託した。
2番手としてマウンドに上がった成瀬善久投手は2本の安打を許したものの、無死1塁から併殺打を打たせるなどベテランらしい投球で1イニングを無失点に抑える。3番手の齋藤綱記投手も1回1/3を無失点と安定した投球を見せ、最後は神戸文也投手が打者2人を打ち取って試合終了。オリックスが2対0で完封勝利を収めている。
オリックスは、勝利投手となった先発の吉田一投手をはじめ、登板した4投手が全て無失点という完璧なリレーで勝利に大きく貢献。打線は全体的につながりを欠いたが、4回裏に訪れたチャンスで粘り強く奪った2点が勝利につながった。
123456789 計
中 000000000 0
オ 00020000Ⅹ 2
中 藤嶋健人‐●石田健人マルク-小熊凌祐-鈴木博志-又吉克樹
オ ○吉田一将-成瀬善久-齋藤綱記-S神戸文也
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