17日にプロ初登板初先発の中村稔は先輩・二木に焼肉をおねだり
千葉ロッテの二木康太投手、岩下大輝投手、中村稔弥投手、種市篤暉投手が16日、「毎月ファン感謝デーの開催」をコンセプトに行っているイベント「マリンフェスタ2019」の試合前トークショーに登場し、普段は聞けない様々なトークで集まったファンを楽しませた。
今季3度目となるマリンフェスタ。前回5月26日のトークショーでは岩下と種市の2投手だったが、「前回、岩下と種市で全然盛り上がってなかったので助っ人で来ました!」と2人の先輩である二木と、さらには17日にプロ初登板先発が決まったルーキー中村稔も急遽参加した。
今年のマリンフェスタでは「より選手を身近に感じてもらえるように」と、背中のネームが全選手ニックネームになっている。岩下は「『GANCHAN(ガンちゃん)』に決めてから、岩下の新生姜さんのスポンサーが決まったので“NEW GINGER”(ニュージンジャー=新生姜)にすれば良かった」と話し、中村稔は「『TOSHIYA』とそのまんまですが、1年目で調子に乗ったニックネームは…」と笑いを誘った。
17日にプロ初登板初先発する中村稔について、二木は「ファームにいる時にキャッチボールをしていたんですが、球がめちゃくちゃ速い!」と褒めちぎると、岩下も「トッシーヤのいいところは、フォームの姿勢がいい」と、急に独自のあだ名を付けながら、同い年のルーキーをべた褒め。中村稔自身は「嬉しいですけど、二木さんのは盛りすぎですね」と、切り返していた。
二木は、4人の中で最年少の種市の衝撃の暴露も。「MISAWAくん(種市のニックネーム)は熱いですね。すごいですよ。負けたらロッカーで毎回泣いてますもん」。これを種市は即座に否定。二木のリップサービスだったようだが「でも本当に1回泣いていました。それが羨ましいですね。僕は感情がないので」と、二木らしく淡々とした口調で語った。
二木が23歳、岩下と中村は22歳、種市が20歳と年齢は近いものの、既に退寮している二木とはなかなか食事に行く機会がないという。特にルーキー中村稔は、一度も食事をしたことがなく「(連れて行ってもらうなら)高級焼肉!」と先輩におねだり。二木は「初勝利のお祝いで」と、二木が先輩らしく即座に切り返すとファンからは大きな握手が沸き起こっていた。これに“便乗”したのが種市。「僕も初勝利したので。そうですね・・・、寿司がいいっすね・・・。」とアピールし、観客の爆笑を誘っていた。
(岩国誠 / Makoto Iwakuni)
記事提供: