6月12日、ヤフオクドームで福岡ソフトバンクと阪神の「日本生命セ・パ交流戦」第2回戦が行われる。前日の試合では12回に及ぶ延長戦の末、引き分けとなった。このカードで白星を先に手にするのはどちらか。見どころを紹介する。
【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→0勝0敗1分 阪神→0勝0敗1分
【福岡ソフトバンク】和田毅投手 1試合0勝0敗 5回 1奪三振、防御率3.60
【阪神】青柳晃洋投手 10試合4勝4敗 61.1回 43奪三振、防御率2.64
福岡ソフトバンクの先発は和田毅投手。約2年ぶりの一軍登板となった6月5日の中日戦では、勝ち負けこそ付かなかったものの、5回2失点と粘投を見せた。交流戦では、千葉ロッテの涌井秀章投手と並ぶ歴代2位タイの24勝を挙げている。粘り強いピッチングで久々の白星をつかみ、現役単独トップに立ちたいところだ。
和田投手を援護する野手陣で注目したいのは、今宮健太選手だ。前日の試合では、9回裏2死から値千金の同点打を放っている。交流戦での調子は良いとは言えないが、ここから浮上のきっかけをつかみたい。
文・粟盛優佳
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