近5戦3発&2戦連続マルチ、第2打席には180キロの“弾丸ヒット“
■エンゼルス – アスレチックス(日本時間6日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、本拠地アスレチックス戦に「3番・DH」で2試合連続スタメン出場。第2打席で打球速度112マイル(約180キロ)の痛烈な右前打を放つと、第3打席では2試合連続のホームラン。前日に続く今季8度目のマルチ安打とした。
大谷は初回、1死走者なしで「オープナー」の相手先発ソリアと対戦し、空振り三振に倒れた。ラステラの先頭打者弾で先生したエンゼルスは、3回までに大量7点を失う苦しい展開となった。
しかし、3回にトラウトの2ランが飛び出すと、大谷も続く。メングデンの直球をライト前に運ぶヒット。MLB公式サイトの解析システム「スタットキャスト」で打球速度112マイル(約180キロ)と計測された痛烈な一打で、2試合連続ヒットとした。その後、プホルスの左翼線二塁打で三塁に進み、カルフーンの一ゴロで生還。エンゼルスはフレッチャーのタイムリーも飛び出し、2点差に迫った。そして、第3打席で大谷が豪快な一発を放った。
エンゼルスは5回も1死一、二塁のチャンスを作り、トラウトは凡退で大谷が打席へ。カウント1-1から右腕ペティットの直球を叩くと、打球は高々と舞い上がり、センターへと飛び込んだ。豪快な逆転3ランに本拠地は大熱狂。エンゼルスは6点差をひっくり返した。2試合連続ホームランは今季初となった。
大谷は4日(同5日)のアスレチックス戦で、6回の第3打席にアスレチックス先発モンタスのツーシームをバックスクリーン左へ飛び込む4号2ラン。初回にも中前打を放ち、今季7度目のマルチ安打を記録した。5月31日(同1日)のマリナーズ戦でも、右腕リークから左翼にライナーで運ぶ本塁打を放ち、最近4試合で2本塁打としていた。
大谷は、オフに右肘の靭帯再建手術(トミー・ジョン手術)を受け、7日(同8日)の敵地タイガース戦で復帰。この試合の前まで23試合に出場し、92打数22安打の打率.239、4本塁打、16打点の成績を残している。
(Full-Count編集部)
記事提供: