首位で交流戦突入の楽天。昨季満塁弾のウィーラーは今季も巨人を捉えるか

パ・リーグ インサイト

2019.6.4(火) 09:33

東北楽天ゴールデンイーグルス・塩見貴洋投手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・塩見貴洋投手(C)パーソル パ・リーグTV

 いよいよ始まる「日本生命セ・パ交流戦 2019」。楽天は6月4日18時から、楽天生命パーク宮城で巨人と試合を行う。先のカードで福岡ソフトバンクとの首位攻防戦に3連勝し、好調の波に乗る楽天。この勢いで巨人を攻略できるだろうか。見どころを紹介する。

【昨季交流戦対戦成績】
楽天→2勝1敗 巨人→1勝2敗

【楽天】塩見貴洋投手 2試合2勝0敗 13回 9奪三振、防御率2.77
【巨人】今村信貴投手 6試合1勝0敗 25.1回 17奪三振、防御率3.20

 楽天の先発は塩見投手。今季は先発した2試合でともに6回以上を投げて2失点と、安定した投球を披露している。岸孝之投手は復帰したものの、まだ先発の層が厚いとはいえないチームにとって、好調をキープする左腕の存在は頼もしい。交流戦の開幕投手という重要な役割を果たし、首位に立つチームをさらに勢いづけられるか。

 楽天打線の注目はウィーラー選手だ。直近2試合では無安打と、魅力の長打率.476を生かしきれていない。しかし昨年6月7日の巨人との交流戦では、グランドスラムを放っている。今年も挨拶代わりの一発発を放ってくれるか、期待したい。

文・今泉友香

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