6月4日18時から、メットライフドームにて、埼玉西武と広島の「日本生命セ・パ交流戦 2019」初戦が行われる。セ・パの昨季王者が激突する今カードは、埼玉西武・辻発彦監督と広島・緒方孝市監督ともに佐賀出身という、同郷監督対決でもある。白熱の試合が予想されるこのカードの初戦を取るのはどちらか。見どころを紹介していく。
【昨季交流戦対戦成績】
埼玉西武→2勝1敗 広島→1勝2敗
【埼玉西武】今井達也投手 9試合4勝5敗 57.1回 43奪三振、防御率4.40
【広島】野村祐輔投手 9試合3勝2敗 47回 24奪三振、防御率4.40
埼玉西武の先発は今井達也投手だ。昨季の交流戦は1試合に先発し、6回1失点(自責0)の好投で、プロ初登板初勝利をつかんでいる。自身にとって縁起の良い交流戦で勝ち星を積み重ねていきたい。
埼玉西武野手陣では、中村剛也選手に注目だ。交流戦通算で最多の72本塁打を記録する、まさに「交流戦男」。その風格で四球を選び、出塁するシーンも多い中村選手の、「投壊」に苦しむチームの向かい風を、追い風に変える打撃に期待したい。
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