大田泰示、中田翔の一発攻勢で北海道日本ハム6連勝! 上原健太が今季初白星

パ・リーグ インサイト

2019.6.2(日) 16:43

北海道日本ハムファイターズ・中田翔選手(C)パーソル パ・リーグTV
北海道日本ハムファイターズ・中田翔選手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月2日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと北海道日本ハムのカード最終戦は、8対5で北海道日本ハムが勝利。引き分けを挟んで6連勝を飾った。

 先制したのはオリックス。1回裏、北海道日本ハムの先発・上原健太投手から連打で走者をためると、ロメロ選手と白崎浩之選手の連続タイムリーで2点のリードを握る。

 しかし、オリックス先発・K-鈴木投手が崩れた。3回表、北海道日本ハム先頭の西川遥輝選手が四球を選ぶと、続く大田泰示選手がレフト際へ10号ホームラン。「つなぐ意識で」と言う大田選手の2試合連続同点弾で、試合は振り出しに戻った。

 さらに4回表、四球や失策などで満塁の場面、中田翔選手が高めに浮いたスライダーをうまく振り抜き、12号グランドスラム。「今日は(ドラフト同期入団の)宮西(尚生)さんの誕生日だし、打てて良かったです」と振り返る4番の一発で、北海道日本ハムが一気に4点リードを奪った。

 8回表、清宮幸太郎選手の犠飛と平沼翔太選手のタイムリーで追加点を挙げた北海道日本ハム。8回裏は公文克彦投手が杉本裕太郎選手とロメロ選手に2者連続アーチを浴びて3点を失うものの、9回裏は堀瑞輝投手が抑え、8対5で勝利した。

 これで北海道日本ハムは、引き分けを挟んで6連勝となった。先発の上原投手は今季最長の6回を投げて、2失点。「初回に先制され、いつもの悪いパターンになりかけましたが、野手のみなさんのおかげですごく投げやすくなりました。良かった部分を継続しつつ、次回はさらに長いイニングを投げられるようにしたいです」と振り返る内容で、今季初の白星を手にした。

 敗れたオリックスは、先発のK-鈴木 投手が3回2/3を投げ、6安打4四球6失点。野手は終盤に追い上げたものの、3失策を記録し、引き分けを挟んで4連敗を喫した。

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