6月1日、和歌山県の紀三井寺公園野球場で行われたオリックスと広島のウエスタン・リーグ公式戦第14回戦は、打線のつながりを欠いたオリックスが0対2で完封負けを喫した。
広島・ローレンス投手と、オリックス・竹安大知投手の先発で行われたこの試合。初回、竹安投手は3番・庄司隼人選手に安打を浴びるも、女房役・飯田大祐選手がその庄司選手の盗塁を刺し、無失点で切り抜ける。5回表にも先頭打者から連打を浴びたが、後続を3者凡退に抑え、広島打線に得点を許さない。
一方のオリックス打線は、初回から3回まで3人で攻撃を終わらせてしまう。4回裏には、先頭の宜保翔選手が左安打で出塁し、6回裏には9番・岡崎大輔選手と宜保選手の連打で好機を得たが、いずれも後が続かず無得点。
7回表、ここまで粘投していたオリックス投手陣が崩れる。6回から登板していた2番手・張奕投手が、地元和歌山出身・林晃汰選手の犠飛などで2点を献上。そして追いかける展開となった8回以降は、それぞれ矢崎拓也投手と島内颯太郎投手の前に倒れて試合終了。
投手戦で幕開けた試合は、オリックスが広島の投手陣を打ち崩せず、0対2で敗戦した。年に一度の紀三井寺公園野球場での主催試合だったが、和歌山のファンに吉報を届けることはできなかった。
123456789 計
広 000000200 2
オ 000000000 0
広 ○ローレンス-藤井皓哉-矢崎拓也-S島内颯太郎
オ 竹安大知-●張奕-左澤優-吉田凌-黒木優太
◇ファームの中継を観るならパーソル パ・リーグTV。6球団の本拠地主催試合を放送中!
https://tv.pacificleague.jp/page/smp/service/
文・今泉友香
記事提供: