主砲の調整を信頼「いい状態になったら言ってくれと伝えた」
福岡ソフトバンクがヤフオクドームで全体練習を行った5日、工藤公康監督は選手のアップ中にデスパイネ選手と談笑。青木通訳を通じて、身体の状態を確認した。
選手たちが外野でアップを行う間、工藤監督はデスパイネ選手のもとに近づき青木通訳を通じて現在の体調を確認した。デスパイネ選手はカリビアンリーグの初戦で右ふくらはぎを痛めて途中交代していたが、終盤には試合に復帰。チーム合流後初の練習を行った4日は打撃練習で柵越えを連発するなど、元気な姿を見せていた。
工藤監督は「去年は(チーム合流が)開幕直前だったから、それよりも早い方だよ」と、今後も調整する時間があることを強調。
「あとは走ることだけかな。徐々に上げてくれたらいい。(試合に出られるような)『いい状態になったら言ってくれ』と伝えたよ」と、主砲の調整を信頼して試合出場を急かさない方針のようだ。デスパイネ選手はこの日もグラシアル選手と並んで通常の打撃練習を行い、鋭い打球を飛ばしていた。
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