5月6日の楽天戦では3番手で登板し1死も取れず5失点

■楽天 – 埼玉西武(29日・弘前)

　埼玉西武の十亀剣投手が29日の楽天戦(弘前)での先発に向け、28日のチーム全体練習に参加した。

　21日の福岡ソフトバンク戦(那覇)で先発し6回1失点で2勝目をあげている十亀。5月6日の楽天戦(メットライフ)では3番手で登板したが、1死も奪うことができず5失点と苦しい投球になってしまった。十亀は「調子の良い打者と悪い打者がはっきりしている。今江さんは調子がいいし、茂木くんも塁に出たら面倒なバッター。そこを抑えて、長打を警戒したい」とリベンジを誓っていた。

　開幕投手を務めた多和田が2軍再調整となり、先発陣の苦しい台所事情の中で先発した2試合でどちらも勝利を収めている十亀の存在は大きい。「今いる投手がしっかり投げれば、(多和田が)帰ってきたときにプラスになるし、自分もうかうかしていられる立場ではない。結果で応えたい」と気を引き締めていた。

(安藤かなみ / Kanami Ando)

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