5月29日、弘前・はるか夢球場で楽天と埼玉西武の第9回戦が行われる。28日の試合では、終盤に逆転した楽天が勝利。対戦成績は楽天が6勝2敗と大きく勝ち越しているが、これ以上、上位2球団に引き離されたくない埼玉西武も底力をみせられるか。見どころを紹介していく。
【今季対戦成績】
楽天→6勝2敗、埼玉西武→2勝6敗
【楽天】古川侑利投手 5試合1勝1敗 27回 22奪三振、防御率5.33
【埼玉西武】十亀剣投手 5試合2勝0敗 21回 16奪三振、防御率5.57
楽天の先発予定は古川侑利投手だ。前回登板となった22日北海道日本ハム戦で5回3失点と試合を作り、今季初勝利を挙げている。埼玉西武とは今季初対戦になるが、初勝利の勢いそのままに連勝となるか。
埼玉西武は十亀剣投手が先発予定。12日北海道日本ハム戦で初勝利を挙げると、21日福岡ソフトバンク戦では6回1失点で2勝目を掴んだ。安定した投球で3連勝を目指す。
打線では楽天・ブラッシュ選手と埼玉西武・秋山翔吾選手に注目。ブラッシュ選手は、28日の埼玉西武戦で逆転3ランを含む2打席連続本塁打を放つなど、22打数8安打3本塁打11打点の成績を残している。今季放った15本塁打のうち14本を右投手から打っているだけに、十亀投手からの一発も期待できそうだ。秋山選手は、28日同カードで先制本塁打を放つなど5月に入り9本塁打と調子を上げている。リードオフマンが打線の火付け役となるか。
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