「パーソル パ・リーグTV」では、5月29日13時から、埼玉西武対楽天、福岡ソフトバンク対中日のファーム公式戦2試合を配信。各試合の見どころを紹介する。
前日に劇的な大逆転勝利を飾った埼玉西武と、意地を見せたい楽天が再度激突
埼玉西武と楽天のイースタン・リーグ公式戦第10回戦がメットライフドームで行われる。28日の試合では埼玉西武が最大7点のビハインドをひっくり返し、奇跡的な逆転サヨナラ勝利を飾っている。この勢いのまま埼玉西武が上昇気流に乗るか、それとも楽天が嫌な流れを断ち切るか。29日の試合の見どころを紹介していく。
【今季対戦成績】
埼玉西武→3勝5敗1分、楽天→5勝3敗1分
埼玉西武では山野辺翔選手が28日の試合で3打数2安打2四球と、4度にわたって出塁する活躍でチャンスメーカーとして機能した。この試合でもあと少しで本塁打という大きな三塁打を放っており、俊足とパンチ力は折り紙付きだ。一軍復帰を果たすためにも、二軍でこのままチームの得点につながる活躍を続けられるか。
楽天では山田大樹選手が3本の二塁打を記録しており、持ち前のパンチ力をアピールした。ツボにはまったときの長打力は大きな武器となりうるだけに、確実性さえ向上すれば活躍の機会は広がるはず。支配下登録を勝ち取るためにも、好調を維持して貪欲なアピールを続けていきたいところだ。
28日に快勝の福岡ソフトバンクは、この流れを持続できるか
タマホームスタジアム筑後では、福岡ソフトバンクと中日のウエスタン・リーグ公式戦、第12回戦が行われる。福岡ソフトバンクは投打が噛み合って快勝した28日の試合に続き、この日も盤石の戦いぶりを見せられるか。
【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→7勝3敗1分、中日→3勝7敗1分
福岡ソフトバンクでは28日の試合で栗原陵矢選手が満塁の場面で走者一掃の3点適時三塁打を放つなど、1試合4打点の活躍でチームの勝利に大きく貢献している。捕手としても松本裕樹投手を7回1失点の好投に導いており、攻守両面で活躍を見せた。熾烈な若手捕手争いの中で一歩抜け出すためにも、アピールの機会を逃さずに今後も結果を残していきたいところだ。
文・望月遼太
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