辻監督からは自覚を促される「この意味が分かるか?」
■埼玉西武 7-5 北海道日本ハム(25日・メットライフ)
埼玉西武の多和田真三郎投手は25日、北海道日本ハム戦(メットライフ)で4回途中5失点と試合を作れず、試合後には2軍再調整を命じられた。多和田は今シーズン9試合に登板し1勝3敗、防御率5.77と不振に陥っていた。
試合後に2軍降格を告げられたという多和田は「明日から2軍に行きます。(調整は)無期限だと思います」と淡々と話した。辻監督には面談の中で「(この投手陣のやりくりの中で)調整をさせるのは大変なこと。この意味がわかるか?」と投手陣の軸としての自覚を促された。
小野投手コーチによると、多和田は2軍合流後もしばらく試合での登板はせず、走り込みや投げ込みなどのミニキャンプで調整を行う予定だという。「多和田という原石を磨き直す。1日でも早く帰ってきてほしいが、焦らせても仕方がない」と小野投手コーチ。代役はあす26日から中継ぎで待機する予定となっていた高橋光になる見込みだ。
(安藤かなみ / Kanami Ando)
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