Bクラス転落も懸かる楽天。vsオリックス打率3割超の茂木栄五郎に注目

パ・リーグ インサイト

2019.5.26(日) 09:30

東北楽天ゴールデンイーグルス・茂木栄五郎選手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・茂木栄五郎選手(C)パーソル パ・リーグTV

 5月26日13時から、楽天生命パーク宮城で楽天対オリックスの第12回戦が行われる。両軍のカード勝ち越しが懸かる試合、見どころを紹介していこう。

【今季対戦成績】
楽天→4勝6敗1分、オリックス→6勝4敗1分

【楽天】石橋良太投手 12試合2勝2敗 27.1回 18奪三振、防御率4.61
【オリックス】K-鈴木投手 4試合1勝1敗 26.2回 22奪三振、防御率1.69

 楽天の先発は4年目の右腕、石橋良太投手が務める。前回、オリックスと顔を合わせた5月11日の試合では、5.2回4安打1四球1失点の好投を披露したものの、勝負どころで降板。悔しさをにじませた。今度こそ、自身の投球でオリックス打線を封じ切りたい。

 対するオリックスはK-鈴木投手が先発。5月11日の楽天戦では、7回4安打9奪三振無失点の奪三振ショーで投手戦を制した。リーグ最下位のチームを援護するために、今回も手堅い投球を見せたいが、登板を重ねるごとに増える四球が気がかりなところ。試合を作り、自身2勝目を手にできるか。2年目の右腕に期待がかかる。

 楽天打線の注目は茂木栄五郎選手だ。オリックス戦、右投手相手の打率はともに3割超え。好調な打撃に加え、4割に達する出塁率も魅力だ。Bクラス降格の懸かるだけに気の抜けないこの試合、どんな働きを見せてくれるか、楽しみだ。

 オリックス打線の注目は、ロメロ選手だ。5月25日の楽天戦では、指名打者として先発出場を果たすと、本塁打を含む2打点の活躍でチームの勝利に大きく貢献した。打撃不振気味だったが、4試合連続安打を放つなど、徐々に調子を上げてきている様子。カード勝ち越しのためにも、昨日に続く活躍を期待したい。

文・今泉友香

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