埼玉西武、辛くも逃げ切り勝ち ヒヤヒヤの勝利に辻監督苦笑い「たぶん早死にする」

Full-Count 福谷佑介

2019.5.21(火) 23:23

埼玉西武・辻発彦監督※写真提供:Full-Count(写真:福谷佑介)
埼玉西武・辻発彦監督※写真提供:Full-Count(写真:福谷佑介)

凱旋3ランを放った山川については「打つ感じがした」

■埼玉西武 7-6 福岡ソフトバンク(21日・那覇)

 埼玉西武が2連勝で5割に復帰した。21日、沖縄セルラースタジアム那覇で行われた福岡ソフトバンク戦。主砲山川が7回に凱旋3ランを放ってリードを広げ、最後は9回に追い上げられて冷や汗をかきながらも逃げ切り勝ち。辻発彦監督は試合後「オレ、たぶん早死にする」と苦笑いを浮かべながらも、「今日の試合もチームとして反省しないといけないところがある。5割ですね。今日勝ったことが嬉しいです」と振り返っていた。

 2回に栗山の2ランで先制し、5回には外崎の適時打、森の押し出し四球で2点を加えた。1点差に迫られた7回には山川が3ランを放ってリードを広げた。故郷への凱旋弾を放った主砲について、指揮官は「ちゃんと子供が生まれた時も打つし。今日もタイミングは合ってましたから、打つ感じがした」と目を細めた。

 8回にはバッテリーミスから2点を失い、9回も1点を奪われさらに2死満塁のピンチを招いた。それでも、最後は増田が踏ん張って逃げ切った。指揮官は8回に2点を失ったヒースの投球を問題視。走者を背負ってもクイックもしなかった助っ人右腕に対して「説教しとく。野球は怖いから。何してるんだって。クイックしなさいってね」とおかんむりだった。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

記事提供:Full-Count

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