5月22日18時から、札幌ドームで北海道日本ハムと楽天の3連戦・2戦目が行われる。熾烈を極めるパ・リーグの順位争いの渦中にいる両軍。見逃せないこの試合の見どころを紹介していこう。
【今季対戦成績】
北海道日本ハム→4勝6敗、楽天→6勝4敗
【北海道日本ハム】有原航平投手 7試合5勝1敗 49回 49奪三振、防御率1.47
【楽天】古川侑利投手 4試合0勝1敗 22回 19奪三振、防御率5.32
北海道日本ハムの先発は有原航平投手が務める。リーグ3位の防御率1.47を誇る同選手は、楽天と今季2度目の顔合わせとなる。5月14日の試合では、楽天打線を8回4被安打1失点に抑える好投を見せ、今季5度目の勝利投手となった。しかし、楽天はリーグ首位を争う打撃成績を誇っており、油断は大敵だ。本試合も安定した投球で試合を作っていけるだろうか。
対する楽天の先発を務めるのは、古川侑利投手。今季2度目の対戦となった5月15日北海道日本ハム戦では、初回から本塁打を浴びるなど、4回8失点と大炎上した。塩見貴洋投手や釜田佳直投手など、離脱していた先発陣が復帰する中、先発ローテを守るためにはさらなる活躍が必須だ。今度こそ今季初の勝利投手の座をつかみ、存在感を見せつけたい。
北海道日本ハムの打線では大田泰示選手に注目したい。5月15日の楽天戦では、先発・古川投手を完全に捉え、2打席連続本塁打を放つというめざましい活躍を示した。今日も豪快な一打を札幌のファンに見せつけてくれるだろうか。必見だ。
楽天打線の注目はウィーラー選手。5月14日の北海道日本ハム戦では打線がつながらず敗戦を喫したものの、チーム唯一の本塁打を放ち一矢を報いた。さらに、直近の4試合ではいずれもマルチ安打を放つなど、打線の要となっている。打撃好調を維持し、チームを勝利に導けるだろうか。期待したい。
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