5月19日、平和リース球場(鹿児島)にて福岡ソフトバンク対北海道日本ハムの第8回戦が行われる。18日は熊本で雨による中断を挟み、明暗分かれた両チームは今度は舞台を鹿児島に移す。ここではどのような試合が繰り広げられるのか。見どころを紹介する。
【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→4勝2敗1分、北海道日本ハム→2勝4敗1分
【福岡ソフトバンク】ミランダ投手 6試合2勝2敗 31回 19奪三振、防御率4.94
【北海道日本ハム】上原健太投手 5試合0勝2敗 20.2回 15奪三振、防御率6.53
福岡ソフトバンクの先発はミランダ投手。北海道日本ハムに対しては4月28日に登板し、4.1回2失点と試合を作れず敗戦。この試合では被安打6、四死球4とランナーを許す場面も多かった。19日の試合ではテンポよくアウトを積み重ねていきたい。
福岡ソフトバンク打線からは釜元豪選手に注目したい。釜元選手は現在4試合連続でマルチ安打を記録し、波に乗っている。さらに、うち3試合ではそれぞれ足を活かした内野安打もあり、守る側にとっても嫌なバッターになっている。この好調をどこまで維持できるか。
北海道日本ハムの先発は上原健太投手。ここまで5試合で先発も、未だ勝ち星はなし。最長でも5回までの投球となっている。4月中は防御率8.04と苦しんだが、5月4日の千葉ロッテ戦では5回を4安打1失点の投球。徐々に調子を上げ、勝利を手繰り寄せたい。
北海道日本ハム打線からは近藤健介選手に注目だ。現在対福岡ソフトバンクの成績は、打率.360と好相性。18日の試合では二塁打を放ち、得点のきっかけとなった。前回のミランダ投手との対戦でも得点こそならなかったが二塁打を記録。19日の対戦では打点を挙げられるか。
文・丹羽海凪
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