本来の調子とはいかず「なくしていかないと、どうしようもない」
■福岡ソフトバンク 5-1 埼玉西武(16日・ヤフオクドーム)
福岡ソフトバンクの内川聖一内野手が16日、ヤフオクドームでの埼玉西武戦で、8回裏にチーム5点目となるタイムリーを放った。
8回、グラシアルの2点タイムリーで3点差とした直後に内川がライト前に5点目となるタイムリー。この一打で好投を続けていた埼玉西武の榎田をマウンドから引きずり下ろした。内川は「森さんのセーブ機会を奪ってしまって申し訳ない」と、セーブシチュエーションではなくなる4点差となるタイムリーを、独特の表現で振り返った。
「つながってきたところで一本出させてもらっただけ」と謙虚に語るとともに「あそこに行き着くまでに打たないといけないボールがある。そこをなくしていかないと、どうしようもない」と、まだまだ本調子とならない自分の打撃に少し苛立ちも見せた。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)
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