熾烈な2位争いを繰り広げる楽天と北海道日本ハム。投手戦は必至か?

パ・リーグ インサイト

2019.5.15(水) 09:31

東北楽天ゴールデンイーグルス・藤田一也選手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・藤田一也選手(C)パーソル パ・リーグTV

 5月15日、楽天生命パーク宮城では楽天対北海道日本ハムの第8回戦が行われる。昨日のカード初戦は北海道日本ハムが快勝し、単独2位に浮上した。僅差の2位争いから抜け出した北海道日本ハムに、楽天は食らい付けるだろうか。見どころを挙げていこう。

【今季対戦成績】
楽天→4勝3敗、北海道日本ハム→3勝4敗

【楽天】古川侑利投手 3試合0勝1敗 18回 14奪三振、防御率2.50
【北海道日本ハム】金子弌大投手 9試合1勝2敗 29.2回 20奪三振、防御率3.94

 予告先発は楽天が古川侑利投手、北海道日本ハムが金子弌大投手で、札幌ドームでの4月25日の試合と同じ顔合わせになる。この試合、古川投手は6回を投げ、被安打2の1失点と、ほぼ完ぺきな内容だった。対する金子投手も4回を投げ、被安打4の1失点と試合を作っている。

 古川投手を援護したい楽天打線では、ベテラン・藤田一也選手に注目したい。昨日の試合で通算1000安打に到達したが、記念すべき日を白星で飾ることはできなかった。大台達成の際には「まだまだ若いと思っていますので、これからも1本1本積み重ねていきたいですね」と語っており、上述の25日の試合では一発も放っているだけに、まだまだ若手には負けない活躍でもってチームの貯金を取り戻すことが期待される。

 対する北海道日本ハムでは、大田泰示選手に注目だ。対楽天打率が4割を超えており、昨日の試合でもトドメを刺すように2打点を挙げている。ようやく貯金が増え、「勝率5割」の壁を突破したチームを、そのバットでさらにもり立てていきたい。

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