埼玉西武ドラ3山野辺、一時逆転を呼ぶプロ初安打「ほっとした」「ボールは両親に」

Full-Count

2019.5.10(金) 08:44

埼玉西武・山野辺翔※写真提供:Full-Count(写真:安藤かなみ)
埼玉西武・山野辺翔※写真提供:Full-Count(写真:安藤かなみ)

不調の外崎に変わってスタメン出場「打撃ではもっと思い切っていきたい」

■千葉ロッテ 5-4 埼玉西武(9日・県営大宮)

 埼玉西武のドラフト3位ルーキー・山野辺翔内野手(三菱自動車岡崎)が9日の千葉ロッテ戦(県営大宮)でプロ初安打を記録した。

 不調の外崎に代わってセカンドでスタメン出場した山野辺は1点を追う5回、先頭で打席に入ると千葉ロッテ先発・岩下の高めに浮いたストレートを逆方向にはじき返し、これがライト線への二塁打となった。「ラインぎりぎりだったので、『フェアになってくれ!』と思いながら走りました。(ヒットになって)ほっとしました」と照れ笑いを浮かべた山野辺。このヒットをきっかけにチームは一時逆転に成功。山野辺は「回の先頭として、次のバッターにチャンスを作れてよかったし、点が取れて嬉しかったです」と自身が貢献した得点シーンを振り返った。

 初ヒットの記念球は外野から三塁手のレアードに渡り、ライオンズベンチに戻された。山野辺は記念球を手に「ボールは両親に渡します」とはにかんだが、「試合に出たら守備ではミスなく、打撃ではもっと思い切っていきたい」とすぐに気を引き締めていた。

(安藤かなみ / Kanami Ando)

記事提供:Full-Count

記事提供:

Full-Count

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE