埼玉西武、土壇場で追いつくも…5位転落 辻監督「やりつくした。手は打ちました」

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2019.5.9(木) 23:41

埼玉西武・辻発彦監督※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)
埼玉西武・辻発彦監督※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

土壇場の9回に代打・岡田のタイムリーで同点に追いつくも…

■千葉ロッテ 5-4 埼玉西武(9日・県営大宮)

 埼玉西武は9日の千葉ロッテ戦(県営大宮)に4-5で敗れ、シーソーゲームを落とした。先発の榎田が6回途中3失点。9回2死から代打・岡田の同点タイムリーで延長戦に持ち込んだが、11回に5番手のマーティンがつかまり力尽きた。埼玉西武はカード負け越しで借金を「2」とし5位に転落した。

 不調の金子侑、外崎を今季初めてスタメンから外し、打順を大幅に組み替えた埼玉西武。好調の秋山を1番に戻し、2番木村、3番源田と攻撃的なオーダーを組んだがこれが的中。辻監督が「エンドランもあるし、2番はバントのうまい木村で送ろうと思った」と期待した通り、初回には秋山がヒットで出塁すると、木村がバントで得点圏に送り、源田のタイムリーで先制に成功した。5回にも下位打線からチャンスを作り一時逆転の場面を演出した。

 シーソーゲームは延長11回までもつれたが、マーティンが高浜に勝ち越し打を浴びこれが決勝点。試合終了時には控え野手が捕手の駒月のみという総力戦になったが、辻監督は「やりつくした。手は打ちました。しょうがない」とお疲れモードだった。

(安藤かなみ / Kanami Ando)

記事提供:Full-Count

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