5月10日、ヤフオクドームで福岡ソフトバンクと千葉ロッテの第7回戦が行われる。このカードの対戦成績はここまで千葉ロッテが5勝1敗と大きくリードしており、首位の福岡ソフトバンクとしてはそろそろ苦手意識を払しょくしておきたいところ。両者の今後を占う3連戦の口火を切る、10日の試合の見どころを紹介する。
【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→1勝5敗、千葉ロッテ→5勝1敗
【福岡ソフトバンク】武田翔太投手 6試合2勝2敗 28回 22奪三振、防御率4.18
【千葉ロッテ】二木康太投手 5試合2勝2敗 28回 27奪三振、防御率4.82
4月18日以来となる武田翔太選手と二木康太選手の対戦。そのときは二木選手に軍配が上がったが、今日は果たして。
福岡ソフトバンク先発の武田投手は、開幕から2連勝も、ここ4試合では勝ち星がついていない。特に前回登板では楽天相手に3回途中8失点と炎上。今日はその反省を踏まえて失点を抑え、野手の援護を待ちたい。
一方の千葉ロッテ・二木選手は、福岡ソフトバンクと相性がよく、2戦2勝、防御率は3.27。勝ち星のすべてを福岡ソフトバンクから挙げている。現在打線が好調なだけに攻めのピッチングを見せたい。
打撃陣では福岡ソフトバンク・松田宣浩選手と、千葉ロッテ・中村奨吾選手に注目だ。松田選手は千葉ロッテ戦で対戦カード別では最多となる3本塁打を放っており、5月3日から6日まで4試合連続で複数安打を記録するなど状態も上向き。この試合でも打線を引っ張る活躍に期待したい。対する中村選手は対戦打率.333に加え、ヤフオクドームでは3試合で打率.455、3本塁打と抜群の相性を見せている。4月21日の負傷以降は精彩を欠いた打撃が続いているが、得意な球場で復調のきっかけを見い出せるか。
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