清宮選手が初スタメンで存在感を発揮。「アジアフレンドシップシリーズ」初戦を制す

パ・リーグ インサイト

2018.2.28(水) 22:00

「アジアフレンドシップシリーズin北海道」と銘打って行われる、北海道日本ハムと台湾・Lamigoモンキーズの練習試合。今日は2連戦の初戦が行われる。

今季初の本拠地・札幌ドームでの試合、先発のマウンドを託されたのは𠮷田投手。先発ローテーション入りを目指す3年目右腕が、Lamigoの強力打線を相手にどのような投球を見せてくれるかに期待がかかる。

初回、2回と得点圏に走者を背負った吉田投手だったが、味方の好守にも助けれられながら無失点に抑える。一方打線も、2回裏にルーキー・清宮選手が実戦初安打となる二塁打を放ち好機を作ったものの、後続が倒れ得点とはならず。両チーム無得点のまま3回を終え、試合は静かに立ち上がった。

試合が動いたのは4回裏。得点圏に走者を進めると、レアード選手、中島卓選手、西川選手の適時打に加えバッテリーエラーも絡み、北海道日本ハムが一挙に5点を先制した。

4回から登板した玉井投手が3イニングスを1失点にまとめると、6回裏には渡邊選手にソロが飛び出し、6対1と北海道日本ハムが5点をリードして終盤に突入する。

7回表を井口投手がゼロに抑え、このまま逃げ切るかと思われた8回表。救援陣の一角として期待される新外国人・トンキン投手が3点を失い、6対4と一転して競った展開となる。

しかし、悪い流れを断ち切ったのは、2年目・堀投手だった。9回表のマウンドに上がると、わずか7球でテンポ良く3者凡退に抑え、試合を締めくくった。

「アジアフレンドシップシリーズ in 北海道」初戦は、北海道日本ハムが6対4で勝利を収めた。先発・吉田投手は3イニングスを投げて無失点と先発ローテ入りへ上々のアピールを見せ、最終回に投げた堀投手も活躍を予感させる投球を披露。

野手陣でも、清宮選手が実戦初安打を放ったことを筆頭に、本塁打を放た渡邊選手など、若手選手がしっかりと存在感を見せた。

若手選手が伸び伸びとしたプレーを見せた今日の試合。明日の第2戦に向けても、さらに期待が高まる内容となった。

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