「球春みやざきベースボールゲームズ」2日目、アイビースタジアムで福岡ソフトバンクと楽天が対戦した。
福岡ソフトバンクの先発・中田賢投手は3回無安打無失点とパーフェクト投球。開幕ローテーション入りへアピールに成功した。8回表に登板した2年目の田中正義投手は、場内のスピードガンで最速150キロを計測し、1回を1奪三振含む3者凡退に抑えた。
打っては今宮選手が1番・遊撃で実戦復帰。2打席無安打だったが、3回表には緩いゴロを軽快にさばき、さすがの送球スピードで魅せた。
守備では上林選手が右翼線への強烈な打球を好捕。昨日に続いて守備範囲の広さが光った。また、途中出場の谷川原選手が4回表、俊足で売り出し中の楽天・島井選手の二盗を刺し、負傷離脱が続く捕手の中でアピールしている。
一方、楽天は2年目の池田投手が先発。23日の北海道日本ハムとの練習試合では、3回を投げて無安打投球だった。今日は初回に内野安打を許すも、丁寧にコントロールされた変化球で3回無失点と結果を残し、開幕ローテーション入りへさらに前進した。
0対0で迎えた8回裏、福岡ソフトバンクが釜元選手の先制打で均衡を破ると、吉村選手の中前適時打などでこの回3点を挙げ、試合は福岡ソフトバンクに軍配が上がった。投げては福岡ソフトバンク投手陣が楽天を2安打に封じている。
記事提供: