20歳の若獅子・今井達也がプロ初完封。130球の熱投実った!

パ・リーグ インサイト

2019.5.5(日) 16:00

埼玉西武ライオンズ・今井達也投手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・今井達也投手(C)パーソル パ・リーグTV

 5月5日、メットライフドームで行われた埼玉西武と楽天の一戦は、今井達也投手のプロ初完封で4対0で埼玉西武が勝利。ひとりでマウンドを守った若獅子を支えたのは、好調打者陣だ。この日はこどもの日ということで、秋山翔吾選手が毎年恒例としている「ひとり親家庭の親子」招待デーでもあった。そのこどもたちの前で、秋山選手が躍動する。

 秋山選手の今日の活躍を振り返る。1回裏、第5号右中間へのソロ本塁打を放つと、4回裏には、安打と盗塁でチャンスを拡大しメヒア選手の適時打でホームイン。さらに、6回裏には敵失も絡み3塁へ出塁すると、山川穂高選手の13号本塁打で生還と全ての点に絡む活躍を見せ、この日4打数3安打1盗塁と大暴れ。埼玉西武は4対0と点差を広げ、十分すぎる援護を今井投手に与えた。

 先発マウンドに上がったのは、4月に3勝(2敗)を挙げ、着実にエース街道を邁進する今井達也投手。この日も緩急織り交ぜた投球で楽天打線を翻弄する。130球を被安打3、三振5、与四球4という投球内容だった。今日の完投をきっかけに、首脳陣の信頼は確固たるものになっただろう。

 一方の楽天の先発・石橋良太投手は4回を被安打3(3死四球)と決して悪くない投球内容だったが、失投を逃さなかった埼玉西武に軍配が上がった。5回裏からは安樂智大投手に早めにスイッチし、こちらも4回を被安打2と好投したが、2投手を打線が援護できなかった。連戦と延長戦で疲労の色が見える中継ぎ陣を休ませることができたことが救いか。

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