5月3日、メットライフドームで行われた埼玉西武と北海道日本ハムの第6回戦は、打線が爆発した北海道日本ハムが10対3で快勝。カード勝ち越しを決め、埼玉西武との対戦成績を3勝3敗とし、単独3位に躍り出た。
試合は序盤から北海道日本ハムが主導権を握った。2回表、北海道日本ハムが安打と四球で1死満塁の好機を得ると、9番・清水優心選手が2点タイムリーを放ち先制。なおも2死満塁とチャンスを広げ、3番・近藤健介選手のタイムリーでさらに1点を追加し、3点を先取する。
4回表には近藤選手の2打席連続タイムリー追加点を挙げると、5番・田中賢介選手、渡邉諒選手の連続適時打でさらに3点を追加。清水選手にもタイムリーが生まれ、埼玉西武の先発・相内誠投手をノックアウト。4回を終え8対0と試合を決めた。
北海道日本ハムの先発・加藤貴之投手は、5回裏に中村剛也選手に4号ソロを浴びるが失点はこの1点のみ。6回裏を玉井大翔投手が無失点に抑えると、7回表に中田翔選手の7号ソロ、8回表には西川遥輝選手のタイムリーで追加点を挙げ10得点。
8回裏を石川直也投手が抑え、9回裏は、斎藤佑樹投手が山川穂高選手、岡田雅利選手に連続適時打を浴び2点を返されるがそれ以上の反撃を許さず試合終了。
埼玉西武と北海道日本ハムの第9回戦は、10対3で北海道日本ハムが快勝。打線が17安打10得点と爆発し、加藤貴之投手は今季初勝利を挙げた。
埼玉西武は先発した相内投手が「コースをつきすぎてカウントを悪くし、ボールを置きにいって打たれるという悪循環でした。今日、初勝利を期待していただいていたファンの方、球場に応援に来ていただいたライオンズファンの方、またチームに対して僕の悪い癖を見せてしまい、申し訳ないです」と4回途中8失点の炎上で大敗した。
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