大谷は早期復帰に意欲「自信さえあればいつ復帰しても」
エンゼルスの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、2日連続して実戦形式の打撃練習を行った。大谷は5月上旬の復帰に向け現段階でも手応えを口にしているがオースマス監督は「十分球筋をまだ見れていない」と二刀流の復帰に向け慎重な姿勢を見せた。
前日に引き続き2日連続で「ライブBP」と呼ばれる実戦形式の打撃練習を行った大谷。非公開ながら関係者によると5打席に立ち2安打1四球、鋭い打球も放っていたという。大谷は右肘手術の影響もなく、順調に回復していることを実感しており「あとは僕とスタッフの方々がいけるという自信さえあればいつ復帰してもいいんじゃないかなと思う」と、復帰に向けた手応えを口にしてる。
オースマス監督も「ライブBP」を順調に消化する大谷を「彼には良い感覚がある。(痛みなどによる)後退がないということ。私の懸念はそれだけだ」と評価。それでも「今は打席数が十分ではないので、まだ準備はできているとは思わない。体力的には準備はできているかもしれないが、生きた球を見るという点では、十分球筋をまだ見れていない」と慎重な姿勢を崩さなかった。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)
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