北海道日本ハム田中賢介 声援を心に刻み放った20年目の初ヒット「最後かもしれないと…」

Full-Count 石川加奈子

2019.4.25(木) 09:23

北海道日本ハム・田中賢介※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)
北海道日本ハム・田中賢介※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

4点リードの8回2死満塁で代打 8試合10打席目で自身の開幕

■北海道日本ハム 15-5 東北楽天(24日・札幌ドーム)

 今季限りでの現役引退を表明している北海道日本ハムの田中賢介内野手が24日、本拠地東北楽天戦で今季初安打を放った。4点リードの8回2死満塁で代打として登場。カウント2-0から東北楽天・小野の直球を右前に運び、今季初打点も挙げた。

 8試合10打席目での1本に「あの状況なのでストレートを狙っていた。ちょっとホッとするところはある」と笑みを浮かべた。
 
 日本一奪回を誓って臨むラストイヤー。「いつも最後かもしれないと思って立っている」と打席に入る時にスタンドから沸き起こる賢介コールをしっかり心に刻みながら戦っている。

 自身の“開幕”と同時に、打線も今季最多の19安打15得点と大爆発。「途中どっちに転ぶか分からない展開になったが、しっかり取れたことは良かった」とチームとしての手応えもつかむ大きな1勝になった。

記事提供:Full-Count

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Full-Count 石川加奈子

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