鷹キャンプMVPの西田選手。新天地でのキャンプに「プラスになることだらけ」

Full-Count 福谷佑介

2018.2.26(月) 17:13

春季キャンプMVPに輝いた福岡ソフトバンク・西田哲郎選手【写真:藤浦一都】(C)Full-Count
春季キャンプMVPに輝いた福岡ソフトバンク・西田哲郎選手【写真:藤浦一都】(C)Full-Count

工藤監督は甲斐拓也選手、楽天から加わった西田哲朗選手をMVPに

福岡ソフトバンクは26日、2月1日から行ってきた宮崎キャンプを打ち上げた。

最終日は投内連携やフリー打撃などのメニューを行い、昼過ぎには全体練習は終了。柳田悠岐選手会長の音頭のもと、1本締めでキャンプを締めくくった。27日からはアイビースタジアムなどで行われる「球春みやざきベースボールゲームズ」を3試合戦う。

キャンプの総括を行なった工藤公康監督がキャンプMVPに名前をあげたのは甲斐拓也捕手と、そして西田哲朗内野手だった。

山下斐紹捕手とのトレードで今季、楽天から加入した西田選手。遊撃、二塁だけでなく、内野の全ポジションをこなせるユーティリティー性を持つ。

紅白戦4試合中3試合で安打を放つなど、打撃面でもアピール。連日、1人マシンに向かい、バットを振り込む姿も見られた。

初めてホークスの一員として過ごした春季キャンプを「いい選手ばかりで、自分としてはプラスになることだらけでした。(MVPは)ありがたいですけど、ゲームはまだ始まっていないので、まだまだレベルアップしていきたい。自分としてはアピールとかは考えてやっていなかったです。とにかくやりたい練習を出来た」と振り返る。

最終日のこの日はB組の楽天との練習試合に出場。5回までプレーし「試合でミスしている。最後集中しきれなかったので反省点はあります。粘って四球も選べたのは悪くない。明日から試合が入るので、チャンスがあれば、しっかりやっていきます」と語った。

2年連続日本一を狙う福岡ソフトバンクの新戦力。残り1カ月、ここから生き残りへアピールを続けていく。

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Full-Count 福谷佑介

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