楽天からトレードで加入した西田選手を「すべてに対して全力」と評価
福岡ソフトバンクは26日、主力組中心のA組が2月1日から行ってきた宮崎・生目の杜運動公園での春季キャンプを打ち上げた。
この日は投内連携やフリー打撃などを行うと、午後1時過ぎには工藤公康監督をはじめ首脳陣、選手、スタッフがマウンド付近に集合。柳田悠岐選手会長の音頭で、1本締めを行いキャンプを締めくくった。
なお、チームはこのまま宮崎に留まり、27日から3月1日まで「球春宮崎ベースボールゲームズ」を戦う。B組は3月1日までキャンプを続ける。
1本締めを終え、2年連続日本一を目指す2018年の春季キャンプを総括した工藤公康監督。
「順調にはきていると思います。怪我人は出ましたけど、それ以外のメンバーはやるべきことをやってここまで来ている。残り1か月、追い込むところは追い込んで、もう1ランク上げようという話は選手にしている。苦しいキャンプを良く頑張ってくれた」と話し、キャンプMVPには楽天からトレードで加入した西田哲朗内野手と、正捕手として期待される甲斐拓也捕手を選んだ。
西田選手については「すべてのことを一生懸命するし、足りないと思うことは考えて取り入れてやったりしていた。全てに対して全力で頑張っているというところを評価している」と話し、甲斐選手に対しては「一生懸命やっていたし、課題の打撃というところで取り組んでいた。アーリーワークから最後のバスが出るまでしっかり練習していたのは見ていた」と評価した。
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