埼玉西武ドラ3山野辺、プロ初出場でプロ初打点 「めちゃくちゃ緊張しました」

Full-Count

2019.4.21(日) 17:51

プロ初出場を果たした埼玉西武・山野辺翔※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)
プロ初出場を果たした埼玉西武・山野辺翔※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

押し出し死球でのプロ初打点にチームメートからは「ナイス打点」

■福岡ソフトバンク 16-5 埼玉西武(21日・メットライフ)

 埼玉西武のドラフト3位ルーキー・山野辺翔内野手が21日の福岡ソフトバンク戦(メットライフ)で6回からサードの守備に就き、プロ初出場を果たした。7回には2死満塁の場面で死球を受け、これが押し出しとなりプロ初打点を記録した。

 前日の20日にプロ初昇格したばかりの山野辺。プロ初出場を振り返り「めちゃくちゃ緊張しました」とはにかんだ。第1打席ではストレートの四球を選び出塁。第2打席ではモイネロの直球が左肘に当たり、これが押し出しの死球となった。「点差は離れていましたけれど、ベンチでは“ナイス打点”と声をかけてもらいました」と笑顔を見せた。

「打席に入る前から応援が聞こえていて、落ち着いてできた」と1軍の雰囲気にも浮かれることはなかった。ファームではチームトップの三塁打4本を放つなどパンチ力もアピールポイントだったが、この日は冷静にボールを見極めチームに貢献した。

 チームは大敗したが「ベンチの雰囲気もよかったし、強い福岡ソフトバンクを見ることができて、お互いにいいところを見て経験できた」と前向きにとらえていた。

(安藤かなみ / Kanami Ando)

記事提供:Full-Count

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