カード最終戦 楽天はオリックスへの苦手意識を払拭できるか

パ・リーグ インサイト

2019.4.21(日) 09:32

オリックス・バファローズ 吉田正尚選手(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ 吉田正尚選手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月21日13時から、楽天生命パーク宮城で楽天対オリックスの3連戦・最終戦が行われる。この日は楽天のFANS' MATCHが予定されているが、オリックスは球場の雰囲気に飲まれず試合を作っていけるだろうか。見どころを紹介していく。

【今季対戦成績】
楽天→1勝3敗1分、オリックス→3勝1敗1分

【楽天】釜田佳直投手 今季初登板
【オリックス】松葉貴大投手 2試合0勝2敗 10.1回 7奪三振、防御率6.10

 楽天の先発は約10ヶ月ぶりの一軍復帰戦となる釜田佳直投手が務める。昨季には開幕一軍入りを果たし救援投手として起用されるも、怪我ために離脱するなど悔しさの残るシーズンとなった。しかし、今季のファーム公式戦では既に3試合で登板すると、19回21奪三振、防御率1.42の好投を披露している。地元ファンの前で勇姿を見せつけられるか。期待したい。

 打線では島内選手に注目。16日の埼玉西武戦では右頸部に死球を受け途中退場。ファンの心配を集めたが、3試合ぶりにスタメン出場した昨日は、今季第1号となる本塁打を放つなど改めてその存在感を見せつけた。

 対するオリックスの先発は松葉貴大投手が務める。前回登板した14日の試合では、その日絶好調の埼玉西武打線相手に5回5失点と炎上してしまった。今度こそ安定した投球を維持し、今季初勝利を挙げられるだろうか。

 打線の注目は吉田正尚選手。ここまで19試合に出場すると安打を19本放つなど好調を維持している様子。カード勝ち越しを懸けてチームの打撃の起点と成り得るだろうか。今後の活躍は必見だ。

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