4月20日に楽天生命パーク宮城で行われる楽天対オリックスの第5回戦。19日の試合は、6本のソロアーチが生まれた末に、オリックスが勝利した。楽天はオリックスに今季未勝利。苦手意識が生まれる前に、1勝を挙げることができるか。見どころを紹介していく。
【今季対戦成績】
楽天→0勝3敗1分、オリックス→3勝0敗1分
【楽天】美馬学投手 3試合1勝1敗 19回 10奪三振、防御率2.84
【オリックス】東明大貴投手 3試合1勝0敗 13.2回 8奪三振、防御率3.95
楽天の先発は美馬学投手。前回登板の福岡ソフトバンク戦では8回無失点の快投を見せるも、打線の援護を得られず勝ち負けはつかなかった。オリックス相手には4月6日に登板。6回3失点と試合を作るも、敗戦投手となっている。20日の試合では味方の援護を呼び込む投球で、自身もチームも勝利を挙げたい。
オリックスの先発は東明大貴投手。楽天に対し今季初勝利を挙げたものの、前回登板の埼玉西武戦では3回3失点で勝ち負けなし。負けはついていないが、投球回は3試合で13.2回、最長5.2回と物足りない数字。より長い回を投げ先発の仕事を全うしたい。
楽天は茂木栄五郎選手に注目だ。19日の試合では2本の長打を放ち、うち1本は一時勝ち越しとなるタイムリースリーベース。美馬投手を援護し、盛り立てたい。一方のオリックスは西浦颯大選手に注目したい。足を生かした攻撃をする今季のオリックス打線に欠かせない西浦選手は、盗塁もリーグトップに続く5個決めており、果敢に走る姿からは目が離せない。
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