オリックス・頓宮裕真が決勝アーチ! 空中戦を制し、増井浩俊が通算150S

パ・リーグ インサイト

2019.4.19(金) 20:49

オリックス・バファローズ 頓宮裕真選手(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ 頓宮裕真選手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月19日、楽天生命パーク宮城で行われた楽天対オリックスの第4回戦は、5対4でオリックスが勝利。ルーキーの2試合連続アーチで空中戦を制し、守護神・増井浩俊投手が通算150セーブを挙げた。

 試合が動いたのは2回裏。楽天の4番・ウィーラー選手がオリックス先発・山岡泰輔投手に追い込まれながらも、真ん中に来た球をすくい上げてレフトスタンドに飛び込む第5号先制ソロ。しかし直後の3回表、オリックスの9番・大城滉二選手が楽天先発・安樂智大選手から第1号ソロを放ち、試合は振り出しに戻った。

 4回表、4番・ロメロ選手に第1号ソロが飛び出し、オリックスが勝ち越しに成功するが、続く4回裏に楽天の3番・浅村栄斗選手が第4号ソロを放ち、再び同点に。ソロホームランの打ち合いで両者ともに譲らないまま、試合は中盤を迎えた。

 5回裏、死球からランナーを出した楽天は、暴投などで2死3塁とすると、1番・茂木栄五郎選手が左中間を破るタイムリースリーベース。リードを奪うも、6回表、オリックスは2死1,2塁の場面、5番・メネセス選手と続く頓宮裕真選手にタイムリーが生まれ、4対3。再びリードはオリックスのものとなった。

 7回裏、楽天は8番・足立祐一選手の今季初安打となる第1号ソロで同点とするも、9回表、オリックスが勝ち越し。楽天の4番手・青山浩二投手から、頓宮選手が2戦連発となる第2号ソロを放ち、またもリードを奪い返した。そして迎えた1点リードの9回裏は、オリックスの守護神・増井浩俊投手が危なげなく3者凡退に抑えて、試合終了。
 
 楽天対オリックスの試合は、5対4でオリックスが勝利した。先発の山岡投手は8回4失点、被本塁打3という結果だったが、好調打線が一発攻勢で試合を決めた。敗れた楽天は同じく一発で追い上げるも、終盤に痛い一発を浴びてしまった。9回裏を締めたオリックスの守護神・増井投手は、史上14人目となる通算150セーブを挙げた。

記事提供:

パ・リーグ インサイト

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE