4月19日、西武第二球場で行われた埼玉西武と千葉ロッテのイースタン・リーグ公式戦第3回戦は、11対3で千葉ロッテが大勝。今季の埼玉西武戦、無傷の3連勝を決めた。
千葉ロッテ打線は、試合序盤から埼玉西武バッテリーを攻め立てる。まず1回表、岡大海選手と三家和真選手が南川忠亮投手から連打を放つと、バッテリーミスの間に先制。さらに香月一也選手のタイムリー二塁打と、埼玉西武・齊藤誠人選手のパスボール、茶谷健太選手の内野安打で一挙3得点。4対0と、初回から大きなリードを握る。
2回裏、埼玉西武は山野辺翔選手と高木渉選手が、千葉ロッテ先発・中村稔弥投手からソロアーチを放ち、2点差に詰め寄った。しかし3回表、千葉ロッテも大きな一発でお返し。菅野剛士選手が一塁強襲のヒットで出塁すると、続く高濱卓也選手が鋭く振り抜き、イ・リーグ1号2ラン。6対2と、再びリードを広げた。
その後は一転、両中継ぎ陣による静かな試合展開が続く。埼玉西武は3回1/3で降板した南川投手の後、藤田航生投手、國場翼投手、中塚駿太投手という継投で、スコアボード中盤から次々と0を並べる。千葉ロッテは中村稔投手が5回を投げ切ると、大谷智久投手、成田翔投手が相手の反撃を封じ込めた。
9回表、埼玉西武の田村伊知郎投手に対して、千葉ロッテ打線が再度目覚める。山口航輝選手のタイムリースリーベースと、宗接唯人選手のランニング3ランなどで一挙5得点。試合終盤で埼玉西武を突き放し、9回裏は阿部和成投手が1点を失うものの、大きなリードを保って試合終了。
埼玉西武と千葉ロッテのイースタン・リーグ公式戦第3回戦は、11対3で千葉ロッテが勝利した。先発の中村稔投手が5回2失点と試合を作ると、打線は相手の隙を見逃さず、効果的に加点した。敗れた埼玉西武は、先発の南川投手が3回1/3を投げて6失点。9回表には田村投手が1イニング5失点。守備の乱れも響いて、大敗を喫した。
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