金子弌大が移籍後初&史上18人目の12球団勝利! 頓宮裕真のプロ初は空砲に

パ・リーグ インサイト

2019.4.18(木) 21:27

北海道日本ハムファイターズ・金子弌大投手(C)パーソル パ・リーグTV
北海道日本ハムファイターズ・金子弌大投手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月18日、ほっともっと神戸で行われたオリックスと北海道日本ハムの第6回戦は、7対3で北海道日本ハムが勝利。先発した金子弌大投手は、5回をわずか54球という省エネ投球で古巣相手に移籍後初勝利を飾り、史上18人目となる「12球団からの勝利」を挙げた。

 試合が動いたのは4回表だった。ここまで無安打投球を続けていたオリックス先発・山本由伸投手から、2番・大田泰示選手がチーム初安打を放つと、続く王柏融選手が先制の適時二塁打。連続の初球打ちで、北海道日本ハムが1点を先制した。

 先に援護点を貰った北海道日本ハムの先発・金子弌大投手は5回を投げて、1安打5奪三振無失点の好投。それに応えるように、6回表、再び打線がつながりを見せる。四球と安打で2死1,3塁とすると、5番・中田選手と6番・横尾俊建選手が連続タイムリー。この回3点を追加し、4対0とリードを広げた。

 7回裏、4点を追うオリックスが反撃。1死2塁の場面で打席にはルーキー・頓宮裕真選手が入る。北海道日本ハム2番手・加藤貴之投手の高めの変化球を振り抜くと、高々と上がった打球はレフトスタンドへ。「少し上がりすぎてしまったと思いましたが、うまく風に乗ってくれました。打てて良かったです」と語るプロ初ホームランで、2点差に追い上げる。

 さらに続く代打・杉本裕太郎選手にもホームランが飛び出し、1点差。なお、杉本選手は今季放った3安打がすべてホームランとなっている。

 点差を縮められた北海道日本ハムだったが、9回表、中島卓也選手の適時内野安打と敵失で3点を追加し、7対3とオリックスを突き放す。4点リードのまま迎えた9回裏は、5番手・秋吉亮投手が締めて試合終了。

 オリックスと北海道日本ハムの第6回戦は、7対3で北海道日本ハムが勝利した。先発した金子投手は5回無失点で移籍後初勝利を飾り、プロ野球史上18人目となる12球団からの勝利を達成した。打線も安打を放った回ではすべて得点するなど、効果的に加点した。敗れたオリックスは頓宮選手、杉本選手に連続ホームランが出るなど、若手の活躍が目立ったものの、勝利には結びつかなかった。

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