6回から2番手で登板し1イニングを1安打無失点、15年以来のホールドをマーク
■北海道日本ハム 3-0 千葉ロッテ(13日・札幌ドーム)
北海道日本ハムの金子弌大投手が13日の本拠地千葉ロッテ戦で4年ぶりのホールドを挙げた。
先発したバーベイトの後を受けて2点リードの6回に登板。藤岡に右前打を許した後、岡を左飛、加藤を三直併殺に仕留めた。打者3人で片付け、7回の宮西につないだ。
「結果的に見れば抑えましたが、先頭を出しましたし、ストライクとボールがはっきりしていることが引っかかりますね。勝っている場面で投げるときには慎重さも大事ですが、もうちょっとピシッと抑えたいです」と振り返った。
オリックスから移籍1年目の今季は、ショートスターターを取り入れる栗山英樹監督の下、様々な役割を担う。開幕第2戦の3月30日オリックス戦では先発(5回4安打2失点)、4月6日の埼玉西武戦は第2先発として3回から登板(2回4安打5失点)、11日の福岡ソフトバンク戦は5点ビハインドの6回に3番手として登板(2回2安打無失点)した。
「きょうは6回からだったので、点差を考えると、このまま(続投)はないなと思い、その回を全力でと思いました」と1イニングに全力投球した。
オリックス時代の15年以来のホールドをマークしたが「ホールドは気にしていません」と笑った。「勝っている時はつなぐ、負けている時は流れを変える。任されたところでしっかり抑えたいと思っています」と優勝だけを見据えて投げ続ける。
(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)
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