北海道日本ハム栗山監督、300Hの宮西に最敬礼 「球界に大きなメッセージを送るすごい記録」

Full-Count 石川加奈子

2019.4.13(土) 18:12

北海道日本ハム・栗山監督※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)
北海道日本ハム・栗山監督※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

先発バーベイドは5回無失点の好投「先発もロングも全部できることを示してくれた」

■北海道日本ハム 3-0 千葉ロッテ(13日・札幌ドーム)

 北海道日本ハムが13日、本拠地で千葉ロッテに3-0と快勝して、勝利を5割に戻した。来日初先発のジョニー・バーベイト投手が5回3安打無失点と好投すると、金子弌大投手、宮西尚生投手、浦野博司投手、秋吉亮投手とつなぎ、今季初の完封リレーを完成させた。 

 会心の勝利に試合後、栗山英樹監督は「素晴らしかった」とチームの生命線であるリリーフ陣の危なげない仕事ぶりを絶賛した。前人未到の300ホールドを達成した宮西には「野球界全体に大きなメッセージを送るすごい記録」と賛辞を送った。

 先発したバーベイトについても「自分のためというよりチームのためにという姿があった。先発もロングも全部できることを示してくれた」と高く評価。今後の起用法ついては「来週から5試合になるので、いろんなことを考えたい」と含みを持たせた。

 打線は「7番・二塁」で今季初先発した杉谷拳士内野手が3回にチーム初安打で突破口を開くと、2死二、三塁で大田泰示外野手が中前へ先制の2点適時打を放った。

 大田は先制タイムリーを含む3安打2打点と今季初の猛打賞を記録。「やっと泰示らしくなってきた」と目を細めた指揮官は「もう1回ゼロに戻って、明日から開幕するつもりでやりたい」と3連勝へ照準を定めた。

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

記事提供:Full-Count

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