埼玉西武、またも先発崩れ2連敗 辻監督「打線を信じて」

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2019.4.10(水) 22:26

埼玉西武・辻発彦監督※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)
埼玉西武・辻発彦監督※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

先発の武隈が4回6四球4安打5失点

■東北楽天 7-5 埼玉西武(10日・メットライフ)

 埼玉西武は10日に行われた東北楽天戦(メットライフドーム)で痛すぎる2連敗を喫した。

「寒すぎる……」。グラウンドに選手たちの白い息が漏れた。試合開始前の時点でメットライフドームの気温は2.6度。北海道出身の先発・武隈も5回途中で6四球を与えるなど大乱調だった。5失点を喫した左腕は「寒さは全く(関係ない)」と猛省し、「ストライクが入らない投球では話にならない。この歳でこんなことをしていていいのか、自分でもわからない」とうなだれた。

 辻監督は先発した武隈に対し「満塁で1点を取られてもOKだし、3点取られてもいい。そのくらいの気持ちで投げてくれれば。0点で抑えようとか、三振を取ろうとか一生懸命になりすぎず、もっと楽な気持ちで打線を信じて投げてほしい」と諭した。

 打線は東北楽天の先発・福井の前に5安打4四球とチャンスを作るも攻めきれず、福井に移籍後初白星を献上した。辻監督は「どうせ次も投げてくるでしょう。作戦を立ててやり返せばいい」とリベンジを誓っていた。

(安藤かなみ / Kanami Ando)

記事提供:Full-Count

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