オリックス投手陣が紅白戦で魅せた。若手選手の猛アピールで「いい競争ができている」

パ・リーグ インサイト

2018.2.17(土) 19:09

オリックス・バファローズ 西野真弘選手(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ 西野真弘選手(C)パーソル パ・リーグTV

春季キャンプ第4クール3日目の2月17日。オリックスは紅白戦を行い、10年目の節目を迎える西勇輝投手、6年目で初の2桁勝利を目指すディクソン投手、昨季ルーキーで8勝を挙げた山岡泰輔投手らが、豪華なリレーをつないだ。

開幕投手候補と目される3投手が登板

初の開幕投手を狙う西投手は、白組の先発として登板。四死球で走者を背負うものの、若月健矢選手が2度にわたって盗塁を阻止したことにも助けられ、初回を無失点に抑えた。

対する紅組先発・ディクソン投手も、西野真弘選手に安打を許したが、要所を抑える投球で1回無失点。降板後、「いい球も悪い球もあった。ブルペンで投げるのと試合で投げるのは力の入れ方が全然違う。これから試合で投げていって感覚を取り戻していく」と話した。

そして、紅組2番手・山岡投手は、先頭の安達了一選手を初球で打ち取ると、続く若月選手を三振、縞田拓弥選手を邪飛で3者凡退。完璧なピッチングを披露した。

福良監督「いい競争ができている」

3投手の他にも、近藤大亮投手、黒木優太投手、澤田圭佑投手らも存分に持ち味を発揮し、試合は1対0で紅組が勝利。

野手として目立ったのは西野選手だ。2回には伊藤光選手の当たりを横っ飛びで好捕し、K-鈴木投手から三塁打も放つなど、攻守でアピールに成功した。根本薫選手も2安打1盗塁、吉田雄人選手も決勝打を含む2安打1打点と気を吐いている。

福良監督は「根本は打つ方でしっかりアピールしてくれた。西野も結果が出ていたし、いい競争ができていると思う。続けていってほしいね」とコメント。見どころ満載のうえ、収穫の多い紅白戦となったようだ。

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