正捕手・森が首の張りを訴えて欠場も問題なし「変におかしくなるよりは…」

■東北楽天 7-6 埼玉西武(9日・県営大宮)

　埼玉西武は9日に行われた東北楽天戦(県営大宮)で接戦を落とした。先発・ニールが6回途中7失点(自責6)と崩れて今季初黒星。打線は粘り強く得点を重ね、7回には1点差まで迫ったものの逆転勝利はならなかった。1点ビハインドで迎えた5回、FAで東北楽天に移籍しこの日が初対戦となった浅村に左翼場外2ランを浴び、辻監督は「失投もいいところ」と悔やんだ。

　4回にタイムリーエラーの山川がその直後に5号3ランを放ったが、辻監督は「(取り返すのが)1点足りないよ」と苦笑い。その失策について山川は「あんなことがないように練習します」と肩を落としたが、指揮官は「山川のエラーは想定内。そこで打つからすごい。大したものだよ」と4番をかばった。

　この日は開幕から全試合でスタメンマスクを被っていた森が首の張りを訴え出場を回避。辻監督は「変に(バットを)振っておかしくなるよりは」と大事を取らせたことを明かした。森本人も「朝起きたときに痛かったが、今は大丈夫」と話し、翌日以降は通常通り復帰する見込みだ。

(安藤かなみ / Kanami Ando)

記事提供：Full-Count