4月9日、ZOZOマリンスタジアムで千葉ロッテ対オリックスの公式戦第1回戦が行われる。現在下位に沈んでいる両チームは今季初対戦。どちらが勝利し浮上のきっかけをつかむか、見どころを紹介していく。
【昨季対戦成績】
千葉ロッテ→10勝14敗1分、オリックス→14勝10敗1分
【千葉ロッテ】涌井秀章投手 1試合0勝1敗 4回 1奪三振、防御率9.00
【オリックス】アルバース投手 1試合0勝1敗 5回 5奪三振、防御率10.80
予告先発は千葉ロッテが涌井秀章投手、オリックスがアルバース投手だ。涌井投手は前回登板2日の埼玉西武戦は、5回途中5失点と強力打線の前に黒星を喫した。石川歩投手、ボルシンガー投手が離脱した今、涌井投手にかかる期待は大きい。対するアルバース投手も前回登板の福岡ソフトバンク戦で、5回7失点と乱調だった。昨季の対千葉ロッテ戦は3勝0敗だっただけに、相性の良さを活かして今季1勝目を挙げたいところ。
千葉ロッテは、前のカードで首位の福岡ソフトバンクに勝ち越し。3試合目に敗戦したものの、チーム本塁打は18本と打線が好調なのが強みだ。中でも加藤翔平選手は前の試合で二塁打2本を放つなどチームを引っ張っている。元々能力の高い打者だけに今季レギュラー定着が期待される。
対するオリックスは、福田周平選手に注目したい。今季からキャプテンにも就任した頼れる1番バッターは、4割近い打率をキープしチャンスを作り出している。チームは5位に沈んでいるが、この切り込み隊長の出塁を皮切りに浮上を狙いたいところだ。
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