2月13日、福岡ソフトバンクはジュリスベル・グラシアル選手の入団を発表した。
ジュリスベル・グラシアル・ガルシア(Yurisbel Gracial Garcia)選手は、キューバ共和国出身の32歳で、187センチ95キロの大型内野手だ。キューバ国内リーグでは、通算635試合688安打82本塁打404打点110盗塁、打率.310という圧巻の成績を残している。
昨春行われた第4回WBCにおいては、福岡ソフトバンクのデスパイネ選手、モイネロ投手とともにキューバ代表に選ばれ、菅野智之投手(巨人)から一発も放った。背番号は「27」。
ジュリスベル・グラシアル選手自身は、「昨年のNPBチャンピオンチームと契約できて、すごく嬉しいです。キューバ代表チームメイトのデスパイネ、モイネロが同じチームにいることは凄く心強いですし、彼らから日本野球や文化の違いなどを教えてもらい、一日も早く日本野球に適応したいです」と、球団を通じてコメントした。
昨年、圧倒的な強さで日本一に輝きながら、「また1からのスタート」という決意のもと、たゆみなく力を蓄えている福岡ソフトバンク。チームが誇るキューバブランドが、またもやパ・リーグで存在感を発揮しそうだ。
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