武田翔太の快投で福岡ソフトバンクが無傷の5連勝 オリックスは初勝利ならず

パ・リーグ インサイト

2019.4.4(木) 21:25

福岡ソフトバンクホークス・武田翔太投手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・武田翔太投手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月4日、京セラドーム大阪で行われたオリックス対福岡ソフトバンクの3回戦は、3対0で福岡ソフトバンクが完封勝利し、開幕から負けなしの5連勝を飾った。一方、オリックスの今季初の白星は、またもお預けとなった。

 オリックスの今季初勝利が懸かるこの試合。先制したのは福岡ソフトバンクだった。2回表、オリックスの先発・松葉貴大投手から、5番・グラシアル選手が先制ホームランを放つ。4回表にも松田選手の適時二塁打で追加点を挙げ、先発・武田翔太投手に援護点をプレゼントした。
 
 2点を追うオリックスは、武田投手を相手に5回までに散発3安打と、攻撃の起点を作ることができない。6回裏には前日4安打を放った福田周平選手が先頭で出塁するも、牽制死。チャンスの芽を摘まれてしまう。さらに7回表には柳田選手の適時二塁打で1点を失い、3点が重くのしかかる。反撃の糸口をつかめないまま、試合は終盤へ。

 福岡ソフトバンクは先発の武田投手が7.2回を無失点に抑えると、継投に入る。嘉弥真新也投手、甲斐野央投手とつなぎ、最終回は森唯斗が走者を出すものの、そのまま危なげなく抑え込んで試合終了。オリックス対福岡ソフトバンクの3回戦は、3対0で福岡ソフトバンクが勝利した。

 勝利した福岡ソフトバンク先発の武田投手は、8回途中8奪三振、無失点の快投。打線は柳田選手、グラシアル選手、松田選手がそれぞれマルチ安打を放ち、開幕から無傷の5連勝を導いた。敗れたオリックスは、鷹投手陣に抑え込まれ、5安打完封負けを喫した。

記事提供:

パ・リーグ インサイト

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE