2点差に詰め寄られた5回2死満塁で中村が走者一掃のタイムリー
■埼玉西武 9-3 千葉ロッテ(3日・メットライフ)
埼玉西武は3日、本拠地メットライフドームでの千葉ロッテ戦で本拠地2連勝を飾った。先発野手全員安打を記録し、12安打9得点と打線が爆発。千葉ロッテ投手陣を沈めた。投げては、武隈が5年ぶりの先発で5回3失点と試合を作り、その後は無失点リレーで試合を締めた。
開幕から8番に座っている中村が2安打4打点。3回に先発の武隈が3ランを浴び2点差に詰め寄られたが、5回2死満塁で右中間へ走者一掃のタイムリーを放った。辻監督も、この3点を「一番欲しかった。大きかったね」と。この日のポイントにあげた。
破壊力抜群の埼玉西武打線は打撃だけではない。昨季12球団トップの132盗塁を記録した機動力も健在だ。2回には9番木村、1番金子侑、2番源田が立て続けに盗塁を決め、足でも相手バッテリーを揺さぶった。辻監督は「走れるスペシャリストだね」と絶賛。自慢の打撃とスピードで、白星を積み重ねていく。
(安藤かなみ / Kanami Ando)
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