チョレイならず? 張本智和が東北楽天生命パークで始球式 ボール球に厳しめ「90点」

Full-Count 高橋昌江

2019.4.2(火) 17:38

東北楽天本拠地開幕戦の始球式に登場した張本智和選手(右)※写真提供:Full-Count(写真:高橋昌江)
東北楽天本拠地開幕戦の始球式に登場した張本智和選手(右)※写真提供:Full-Count(写真:高橋昌江)

ノーバウンド投球も、やや左打者の外角に外れるボール球に

■東北楽天 – 北海道日本ハム(2日・東北楽天生命パーク)

 卓球の張本智和選手が2日、東北楽天のホーム開幕戦で始球式を務めた。背番号「1」のユニホームを身にまとい、ノーバウンド投球を披露。球団創設15周年シーズンの本拠地開幕に花を添えた。

 2017年9月9日のオリック戦以来となる始球式を務めた張本は「こんな素晴らしい機会をいただいて、とても嬉しくて楽しかったです」と声を弾ませた。自身と東北楽天の1位を願い、前回と同じ背番号1のユニホームを着用。球団からプレゼントされた、名前と『世界の頂点へ』という文字が刺繍されたグローブを左手にはめ、嶋基宏捕手に向かって投球。ノーバウンドでミットに吸い込まれた。

 幼稚園の頃に試合を球場で観戦して以来の東北楽天ファン。試合前の練習では平石洋介監督、立花陽三代表取締役社長、石井一久ゼネラルマネジャーと記念撮影をしたり、ウィーラーやオコエ、銀次ら選手たちと言葉を交わしたりした。ブルペンでは美馬学投手、松井裕樹投手、アカデミーの牧田明久ジュニアコーチから「大きいフォームでしっかり腕を振り切って投げるように」など、アドバイスを受けたという。北海道日本ハム・西川遥輝外野手に対して高めへのボール球だっただけに「90点くらい。ストライクが入らなかったので、次の機会があれば頑張りたいと思います」と自己採点は厳しかったが、ノーバウンド投球に「いい練習ができたので、いいピッチングができました」と“コーチ陣”に感謝した。

 好きな選手には茂木栄五郎内野手、期待している選手には埼玉西武から移籍してきた浅村栄斗内野手の名前を挙げ、「たくさんヒットやホームランを打ってほしい」と張本。「開幕3連戦は本当にいいスタートを切ったと思います。リーグ優勝と日本一をしてもらえると思うので、たくさん応援したいです」と話した卓球界のホープは「東北楽天イーグルスさんと同じように地元の皆さんを勇気付けられるようなプレーを自分もしたいと思います」と意気込んだ。

記事提供:Full-Count

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