プロ初勝利の高橋礼は「緩急をうまく使っていた」
■福岡ソフトバンク 3-1 埼玉西武(31日・ヤフオクドーム)
福岡ソフトバンクは31日、昨季のリーグ王者・埼玉西武を相手に開幕3連勝を飾った。1点を追う6回に柳田悠岐外野手が連日の逆転弾。上林誠知外野手にも待望の1号ソロが飛び出し、先発の高橋礼のプロ初勝利を援護した。
逆転2号2ランを放った柳田は守りでもスーパープレーを見せた。直後の7回2死一塁、金子侑の左中間を抜けそうな打球に快足を飛ばして好捕した。工藤監督は「すごいですね。点を取られた後だっただけにね。盗塁もしたし、走攻守でいいところを見せてくれました。これを続けてほしいですし、ケガにだけは気をつけてほしいと思います」と絶賛した。
カード3戦目の先発でプロ初勝利を挙げた高橋礼について、指揮官は「リズムよく投げてくれたし、甲斐くんが緩急をつけてうまくリードしてくれました。シンカーをうまく使えるようになったし、緩急を使うことで力のあるまっすぐがより効果が高まりますね」と称えた。
埼玉西武相手の開幕3連勝に「僕たちはチャレンジャーのつもりで戦うと言ってきましたが、選手たちがそういう気持ちを入れて戦ってくれました」と工藤公康監督。中村晃外野手やデニス・サファテ投手を欠く中で、開幕ダッシュを見せた。
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