【ファーム】千葉ロッテは三重殺も小島和哉が好リリーフ 試合は引き分け

パ・リーグ インサイト

2019.3.28(木) 17:25

千葉ロッテマリーンズ・小島和哉投手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・小島和哉投手(C)パーソル パ・リーグTV

 3月28日にロッテ浦和球場で行われた千葉ロッテ対北海道日本ハムのイースタン・リーグ公式戦3回戦は、1対1の引き分けに終わった。

 初回、先攻の北海道日本ハムは千葉ロッテ先発・二木康太投手から2死3塁の好機を演出すると、4番・森山恵佑選手の適時打で1点を先制する。

 すると2回裏、珍しいプレーが飛び出した。千葉ロッテは北海道日本ハムの先発・上原健太投手から無死1,2塁の好機を作る。ここで茶谷健太選手の放った打球は、北海道日本ハムの三塁手・野村佑希選手の正面を突く強いゴロに。野村選手は素早く3塁を踏み、2塁へ送球、またその球を捕った2塁手・難波侑平選手も1塁に送球し判定はアウト。千葉ロッテはめったに見ないトリプルプレーで、好機を逸してしまった。

 しかし、千葉ロッテは3回裏、無死1,3塁の好機を作ると、続く1番・宗接唯人選手の適時打で同点に追い付く。

 試合はその後、投手戦の様相を呈した。両先発投手はともに5回1失点で降板し、6回から継投に入る。千葉ロッテのマウンドには一軍のローテ入りを狙う1年目・小島和哉投手が上がり、4イニングを無失点に。一方の北海道日本ハムも6回からの3イニングを杉浦稔大投手、1イニングを西村天裕投手とつなぎ、無失点に抑えた。1対1の同点のまま、試合は延長戦に突入する。

 延長戦の10回のマウンドにも上がった小島投手は、1つの四球を与えるも後続を断ち、5イニングを0に抑えた。その裏、連日のサヨナラ勝ちを収めたい千葉ロッテ打線は、2死から北海道日本ハムの4番手・田中豊樹投手から1,2塁の好機を作る。ここで打者は伊志嶺翔太選手。しかし期待に応えられずに、内野ゴロに倒れてしまった。

 最終11回、千葉ロッテは成田翔投手が、北海道日本ハムは井口和朋投手がともに無失点で切り抜け、規定により試合終了。千葉ロッテ対北海道日本ハムのイースタン・リーグ公式戦3回戦は、1対1の引き分けに終わった。

 投手戦となったこの試合、千葉ロッテは得点圏に走者を進めるも、あと一本が出なかった。北海道日本ハムも3つの併殺打を記録するなど、打線がつながらなかった。

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