3月24日、メットライフドームで行われる埼玉西武と横浜DeNAのオープン戦。23日に行われた2連戦の初戦は、埼玉西武が逆転サヨナラ勝利を収めた。24日の試合はオープン戦最終戦。いよいよ来週となった開幕戦に向けて、総仕上げの試合となる。前年リーグ王者の埼玉西武の仕上がりはいかに。見どころを紹介していく。
【昨季交流戦対戦成績】
埼玉西武→2勝1敗、横浜DeNA→1勝2敗
埼玉西武の先発はドラフト1位ルーキー・松本航投手が登板予定であったが、21日に風邪による発熱で練習を欠席。翌日練習には復帰したが、24日の試合の登板は回避することが決定している。こうした不調などで開幕の投手陣に不安材料が増える中、24日に登板する投手は希望の光となるか。
一方で今年もその強さが期待される野手陣からは源田壮亮選手、外崎修汰選手の同級生コンビに注目だ。源田選手はここまで全試合に出場し、今季もその華麗な守備で多くのファンを魅了している。打率も.313と順調で、23日の試合ではサヨナラ打を放ち、その勝負強さも見せた。
外崎選手はFA移籍した浅村選手の代わりに主に二塁手を務め、同級生の源田選手と二遊間を結成。息の合ったプレーでセンターラインを固めている。オープン戦では四球を多く選ぶなど43打席で出塁率は.372。盗塁を仕掛けるなど足を絡めた作戦にも重宝される。リーグ2連覇へ、投手力が不安視される埼玉西武は野手が打力と守備力でカバーしたいところ。その中心選手の一員となるであろう2人の活躍に期待したい。
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