先発・中継ぎ・強打の内野手…。千葉ロッテに加わる4人の新外国人選手

パ・リーグ インサイト

2018.1.21(日) 00:00

1月15日、千葉ロッテはジェイソン・スタンリッジ投手の退団を発表した。そして現在、マイク・ボルシンガー投手、エドガー・オルモス投手、マッド・ドミンゲス選手、タナー・シェッパーズ投手、4名の外国人選手が新しくチームに加わることを明らかにしている。

昨年、アルフレド・デスパイネ選手が福岡ソフトバンクに移籍し、4人の外国人野手を獲得した千葉ロッテ。しかし、ウィリー・モー・ペーニャ選手以外は日本野球への対応に苦しみ、かつての大砲が抜けた穴を埋められずに退団に至った。頼もしい外国人選手と巡り合った千葉ロッテは好成績を残しているだけに、今年新しくお目見えする彼らにも、大きな注目が集まっている。

【2018年の新外国人選手】
・マイク・ボルシンガー投手
アメリカ合衆国出身/185センチ97キロ/29歳/右投右打
(ダイヤモンドバックス、ドジャース、ブルージェイズ)

カットボールをはじめとして、カーブ、スライダーなど変化球主体で揺さぶる先発型右腕。2017年はメジャーで11試合0勝3敗、防御率6.31という成績だった。

「千葉ロッテという最高のチームで野球ができる機会をいただき、大変感謝しています。私は新たな野球界で新しい文化について学ぶことにとても興奮しています。日本一のファンの前でプレーできることをとても嬉しく思います。そして、千葉ロッテマリーンズを優勝に導くために、全力を尽くします」

・エドガー・オルモス投手
アメリカ合衆国出身/193センチ99キロ/27歳/左投左打
(マリナーズ、オリオールズ、レッドソックス)

メジャー通算11試合に登板した左腕。昨年は3Aで29試合9勝3敗、防御率2.68という成績だった。平均球速150キロ超の剛球とカーブを武器とする。

「プロ野球生活で出会った、日本でプレーしたことのある私の仲間からは、『日本でプレーできる機会があれば、是非やるべきだ』と言われてきました。千葉ロッテマリーンズの一員になれることを誇りに思っています」

・マット・ドミンゲス選手
アメリカ合衆国出身/188センチ99キロ/28歳/右投右打
(マーリンズ、アストロズ、ブリュワーズ、ブルージェイズ、レッドソックス)

メジャー通算42本塁打を誇る強打の三塁手。2017年は3Aで116試合16本塁打67打点、打率.264だった。三振率が低く、内野守備も堅実にこなす。

「マリーンズでプレーすることが決まり、とてもエキサイティングな気分だ。ファンの方は私の長打力に期待をしてくれていると聞いている。その期待に応えられるようにしっかりと準備をしていきたいと思う。目指すはマリーンズの優勝。チャンピオンになるために精一杯、貢献できるように頑張りたいと思っている」

・タナー・シェッパーズ投手
アメリカ合衆国出身/193センチ90キロ/30歳/右投右打
(レンジャーズ)

先発・中継ぎ経験のある長身右腕。2017年はメジャーで5試合0勝1敗1ホールド、防御率6.75だった。

「マリーンズに加わることに非常にワクワクしています。素晴らしいチームという印象を持っています。早く新しい監督、コーチ陣やチームメイト、そしてファンの皆様に会いたいです。マウンドで貢献する日々が待ちきれません」

先発、中継ぎ、強打の内野手を補強した千葉ロッテ。現時点で、外国人選手は上記の4名とチェン投手の5名だ。ペーニャ選手の残留が決まれば計6人の選手が外国人枠を争うことになる。チームの浮沈の鍵を握る外国人選手。彼らと日本人選手の力をかみ合わせて、千葉ロッテは井口監督のもと、パ・リーグの順位を「マクレ」るだろうか。

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